Q&Aよくある質問

名義変更料とは? 金額は?

名義変更料とは、現名義人(売主)より新名義人(買主)へ登録名義変更を申請する場合に各会員制リゾート経営会社へ支払う費用となります。
金額の設定は各会員制リゾート経営会社やリゾート会員権の種類によって異なり、10,500円~2,100,000円と開きがあります。
詳しくは、会員制リゾートガイドをご覧くださいませ。

リゾート会員権をリゾート経営会社から購入する場合と、仲介業者から購入する場合の違いはありますか?

結論から申し上げますと、リゾート会員権の利用権利に違いは全くございません。
何故なら、流通市場で取得(仲介業者を介して購入)する権利は、過去に会員制リゾート経営会社より新規でご購入された方の有する権利及び会員としての地位をそのまま譲り受けるからです。
つまり、流通市場で名義変更(譲渡)手続をした会員権を、更に流通市場で名義変更(譲渡)手続する場合も同様と言う事になります。

会員制リゾートホテルはハイシーズンに予約が取れないと聞きますが、予約は取れますか?

会員制リゾートホテルは、複数のオーナー、メンバー様がホテル及び部屋を所有・利用権利を有しております。
その為、ハイシーズン(ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始)は予約が重なり必然的に予約が取れにくくなります。
各会員制リゾートホテルでは占有日を設けたり、ハガキ抽選にしたりと工夫をしていますが、公平性を考えますと全ての希望日に予約を取ることは不可能です。
なるべく計画性をもって早い段階から予約を入れる等工夫をする必要があり、1年間に1~3泊程度のご利用であると予め考えた方が良いでしょう。
また、複数の会員権を取得すれば、ご利用権利が広がりご利用可能泊数が増えますので、ご予算があればひとつの手段と思われます。

契約はどの様にしますか?

弊社は、ご購入に付きましてのご契約は原則対面となります。
ご売却のご契約手続に付きましては、東海3県(愛知・三重・岐阜)を除きご郵送(宅急便)でのお取引となります。
ご購入時の場合、対面契約にしていますのは、今後のホテルのご利用方法や会員権の権利・利用規程に付いてのご説明等が必要と思われるからです。
但し、弊社規程による遠方にお住まいの方のご契約に付きましては、ご郵送(宅急便)でのお取引をお願いしております。
加えて一部のリゾート会員権(サンメンバーズクラブ等)に付きましても上記同様ご郵送でのご契約となります。

支払いはいつすればよいのか?

ご購入リゾート会員権がお決まりになりましたら、お申込金5~10万円をまずお振込いただきます。
次に各会員制リゾート経営会社の名義変更手続書類とご契約の準備をいたします。
ご契約後、各会員制リゾート経営会社へ名義変更手続必要書類を提出した時点でリゾート会員権残代金、名義変更料、弊社仲介事務手数料、運営管理費(年会費)のお支払をお願いしております。
共有制(所有権付)会員権の移転登記費用は、登記申請書類提出時に各担当司法書士へお支払いただきます。
ご契約の詳細に付きましては、安心取引のページをご覧くださいませ。

保証金とは何ですか?

リゾート会員権には保証金が含まれる会員権がございます。
保証金には大きく分けて2種類ございます。

①預託金とも呼ばれる保証金でご入会時から各会員制リゾート経営会社が取り決めている据置期間(10~20年と明記されています)を経過したのち退会時(会員の権利を返還)に無利息にて返金されるもので預託制会員権、一部共有制会員権にもあてはまります。

②共有制会員権に多いタイプで施設利用保証金と一般的に呼ばれ、上記の様な据置期間が明記されず、会員権の契約終了時や解除された場合に無利息にて返還すると言うものです。契約の終了や解除には各会員制リゾート経営会社によって条件が付加されており、条件が満たされない場合、預け入れ保証金は戻らない事になります。

また、最近のエクシブ会員権は償却保証金として預け入れ保証金を30年で償却するタイプのものもございます。
★各リゾート会員権に付いての詳しい情報はお尋ねくださいませ。

契約後いつ頃から利用ができますか?

各会員制リゾート経営会社により名義変更手続完了までの日数は異なりますが、名義変更手続書類受付時より、おおよそ1ヶ月程度でご利用が可能になります。

エクシブ会員権のグレードとは?

エクシブ会員権は所有するお部屋のグレードにより、ご利用いただけますお部屋の範囲が決まります。
スタンダード・ラージ・スィート・スーパースィートの4段階に区分されています。
※弊社オープンマーケットではラージを一般的にイメージがし易い様に「セミスィート」と表記しております。
グレード表は下記URLをご覧くださいませ。
http://reserve.resort.co.jp/reservation/WONDER/grade_WN.html

リゾート会員権を買取していますか?

弊社ではエクシブ会員権のみ即金買取をしております。
以前はエクシブ会員権以外のリゾート会員権も買取をしていましたが、残念ですがエクシブ会員権に比べ流通性が低くなっており、当然リスクの関係で、委託のみ承っております。

オープンマーケットへのご登録をお願いいたします。>>売却希望

リゾート会員権の価格は今後下がりますか?

過去の流通市場価格動向を考えますと、上がる事は考えにくく、下がる傾向にあると思われます。
しかし、非常に下がっている現在の流通価格より下がる率は非常に少ない傾向にあるのが現状です。

現在所有していますリゾート会員権の評価を教えてください。

リゾート会員権の種類・会員番号等をお教えください。
お電話で直ぐにお伝えできます。法人様で書面が必要な場合は見積書を作成いたします。

説明に来てもらえますか?

もちろんご説明にお伺いいたします。リゾート会員権はご利用のシステムや予約が複雑なものが多いと思われます。
その為、営業担当者がご説明にお伺いして、詳しい内容をご理解いただく様に努めております。

現在所有をしている会員権を、下取りまたは売却して新しい会員権を購入する事はできますか?

もちろん可能です。しかし現在所有をされています会員権の流通性があるかないかでお取引方法が異なります。まず、弊社がお取り扱いをしていないリゾート会員権は下取や売却の依頼等お受けできません。

①エクシブ会員権以外のリゾート会員権は原則下取ができませんので、買主を見つけてからのお取引となります。新しい会員権を購入した後、ご売却する会員権の買い手が見つかるまで、お時間がかかる場合がございます。もし同時にお取引をご希望の場合はご売却する会員権が売れるまでお待ちいただく事になります。

②エクシブ会員権のグレードアップやエクシブ会員権から他社リゾート会員権の場合下取はできますが、「下取価格=買取査定価格」と言う事になる為、売却会員権の金額が流通市場価格より低くなってしまいます。少しでも条件を良くしたい場合は上記①の方法が良いと思われます。

リゾート会員権を購入した後、いらなくなったらどうすればよいですか?

ライフスタイルが変わったり、何らかの事情によりリゾート会員権をご売却するような場合は、弊社はもちろん他業者よりご購入されたリゾート会員権でも、ご売却のご依頼を承り、次の買い手をお探しいたします。ご相談くださいませ。エクシブ会員権については買取もいたします。

リゾート会員権業者を選ぶポイントは?

下記記載事項が最低でも守られている事が最低の条件と思われます。

①宅地建物取引業者であること。
リゾート会員権の仲介は、共有制のリゾート会員権ならば取引の対象商品が不動産付(土地・建物の所有権付)である為、最低限度「宅地建物取引業者」である必要があります。従って、この資格のない業者は共有制のリゾート会員権の仲介業務ができません。弊社は社団法人 全国宅地建物取引業保証協会の会員です。

②リゾート会員権取引の適正化を指向している公益法人に流通業者の評判を聞いてみる。現在リゾート会員権に関係した公益法人として、日本リゾートクラブ協会と業界団体であるリゾート事業協会とがあります。前者は経済産業省管轄で後者は国土交通省管轄です。特にリゾート会員権の流通業者関係は日本リゾートクラブ協会がメインで扱っております。流通業者の評判や取引方法等を日本リゾートクラブ協会(TEL:03-5354-6450)に聞かれるのも良い方法だと思います。弊社は社団法人 日本リゾートクラブ協会の賛助会員です。

③各会員制リゾート経営会社に流通業者の評判を聞くのも良い方法です。過去、問題を起こした流通業者かどうか、取引形態に不自然さはないか等聞くことも良いかも知れません。 弊社はリゾートトラスト株式会社の取引認定業者です。

リゾート仲介業者には資格が必要ですか?

共有制リゾート会員権を取り扱う場合には最低でも上記①の要件が必要です。
商取引における法令順守は言うまでもございません。

ローンは使えますか?

残念ながら現在はご利用できます提携ローンはございません。
恐らく、どこの仲介業者も取り扱いをしていないと思われます。弊社では過去に日本信販会社でフリーローンと言う形で取り扱いをしておりましが、三菱東京UFJとの経営統合の際に取り扱いができなくなりました。
今後、ローンを取り扱いできる会社を模索してまいります。

個人・法人で権利の違いはありますか?

ほとんどのリゾート会員権は個人・法人とも権利形態に違いはございません。 その中で違いがある代表的な会員権は、ダイワロイヤルリゾートクラブです。
ダイワロイヤルリゾートクラブのシステムは、個人会員の場合、個人のみ、法人会員の場合、法人のみという譲渡や入会時の資格条件となります。
また、ザ・グランリゾートやダイヤモンドソサエティ等、口数を2口、3口と増やす事により、法人向けリゾート会員権として販売をしている会員権リゾートもございます。ちなみに、エクシブ会員権は権利に違いは全くございません。

法人でリゾート会員権を購入した場合、経費として認められますか?

リゾート会員権(利用権利金・土地・建物・保証金等)は経費では落とせません。
利用を目的としてリゾート会員権を取得されると、その会員権は経理処理上、資産として計上することになります。従って、経費扱いではなくなる訳です。
リゾート会員権を取得する際の取得費用(名義変更料、仲介事務手数料等)は経費として認められる可能性がありますが、詳しくは税理士へお尋ねいただく事をお勧めいたします。
下記に参考例としてリゾートトラスト株式会社 エクシブ会員権の経理処理について記載いたします。

費用の項目 経理処理 課目 備考
共有制 不動産代金 資産計上 土地・建物等 建物部分のみ法定償却可 耐用年数39年(ホテル)定額法2.6%のみ
登録料・入会金等 資産計上 その他投資 償却不可(法人税基本通達9-7-13の2)
保証金・償却保証金 資産計上 差入保証金等 償却不可
登録料と同じで、譲渡及び清算時に損金が発生した場合一括で償却
管理費・年会費等 損金計上 接待の場合:交際費
従業員の慰安等:福利厚生費
登録免許税・印紙・固定資産税・所得税 損金計上 租税公課 償却不可(法人税基本通達9-7-13の2)
リゾート会員権を購入すれば、リゾートホテルを無料で利用できますか?

ほとんどの会員制リゾートホテルでは各ホテル規程の利用実費が必要です。
会員制リゾートホテルごとに料金設定が異なり、1名に付1泊の利用料金(パーソナルチャージ)や、1室に付1泊の利用料金(ルームチャージ)等がございます。
利用料金の内訳としては、水道光熱費、清掃費、リネン費、消耗品の修繕・買替え費用、その他使用に関わる費用等が挙げられます。また、会員制リゾート経営会社の中には1年間に決められた宿泊無料券や割引券、優待券等を発行するところもあります。

会員制リゾート経営会社が破綻した場合、 その会社のリゾート会員権はどうなりますか?

リゾート会員権を購入する時に想像をしたくない案件ですね。 リゾート会員権の経理形態によって、結論が異なります。

会員制リゾート施設として利用されていた財産が誰に帰属しているかがポイントです。
共有制のリゾート会員権の場合は、土地建物の所有権はオーナーである会員に帰属する為、破産財産とは区別されるので保護されます。 オーナーである会員が共有財産を利用、収益、処分ができます。
預託金制・利用権制リゾート会員権の場合は、土地建物等リゾートホテルの財産は運営会社に帰属します。
従って、リゾート会員権は会員制リゾート経営会社と帰趨をともにすることとなり、メンバーの保護は難しいことになります。

しかし、所有したリゾート会員権の経営会社が破綻した場合、別のスポンサー会社が会員制リゾートホテルの経営を継承して会員の権利をそのまま引き継ぐことがほとんどです。